2010年9月14日火曜日

池上彰の情報力

池上彰 

「まず、何でもいいから書き始める」
⇒ひとりブレーンストーミング 第三者の目でツッコミを入れる。客観視。
⇒周りの誰かに話してみたり、見せる。客観的な評価を得られる。

「原稿はワインのように、書いたら寝かせておく」
書いた直後は、一種の高揚感や達成感が先立って、自分の目を曇らせてしまう。
少なくとも一週間は寝かせておく。その時には批判的に一人ツッコミを行うと客観的に見られて良い文章になる。

「接続詞の少ない文章」
接続詞が多い文章は、幼稚な上リズムが悪くなる。
接続詞をつけるだけで文章が論理的だと勘違いしてしまう。
文章の並べ方だけで論理を構成していかなければならない。
順接の「が」をなるべく使わない。「が」は逆接の使い方が通常の使い方なため、不自然になる。
「プリントアウトする」
プリントアウト=他人の本
書いたものが、紙に出力されるだけで画面上とは全く異なる印象をもたらす。
特に電子メールでの連絡は漢字の変換ミスや文章の繋がりが変なケースが多い。
大事なメールの場合出力することを怠らないのはプロ。

「つかみを大事に」

話す時も書く時も関心をひきつけなければならない。
その時に見出しだったり、話の冒頭は第一印象になる。
落語家、新聞記者のテクニック。

「起承転結の原則」

 起:書き出し。つかみ
 承:「起」で始まった文章を受け止めて次につなげる部分
 転:別の話、もしくは、話をさらに展開する
 結:文章全体のまとめ
起=結 承転:「起」の前の話

「日ごろの観察力が表現力を鍛える」

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